たくさんの韓国人選手が活躍してきたJリーグ

Jリーグで活躍する

1990年代前半にJリーグが発足した頃はまだ日本と韓国の関係が良好とは言えず、韓国人プレーヤーがこの国でプレーするケースは稀有でした。
唯一、1971年生まれのノ・ジョンユンが大学卒業後にJリーグに加入した例がありますが、その件に関しては母国から強い批判を浴びせられた事で知られます。

1990年代後半に入ると、ホン・ミョンボ、ファン・ソンホンなど少しずつJリーグでプレーする韓国人トッププレーヤーは増えていきました。1999年にはアジア最高ランクのFWの一人であるファン・ソンホンがJリーグにて得点王を獲得し、この辺りからは韓国メディアからも好意的な目で見られるようになっていきます。

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Jリーグの試合における外国人枠は発足当初から3であるものの、2000年代に入ってAFC加盟国の選手に限ってもう一人ベンチ入りさせる事が可能になりました。すると、かつての名選手が証明してきたように韓国人選手は日本にフィットする可能性が最も高いという事で、Jリーグ各クラブはこの国の選手の獲得に本腰を入れます。
そして、このアジア枠の拡大によってJリーグで活躍する韓国人選手の数は一気に増えたようなところがあります。

なお、2019年にはいわゆる「アジア枠」が撤廃された一方で、3人を超えて5人まで外国人選手をベンチ入りさせる事ができるようになりました。
そんな中、完全な外国人扱いになってしまうものの、日本でフィットする可能性が高い韓国人選手がますます増えていく可能性が出始めています。